【WordPress】アドレスを変更してダッシュボードにログインできなくなった時の対処法
イヤー焦った、参った…。自分が機械音痴ということは自覚していましたが、まさかこんなことになるとは…。
今回のメモはタイトルのとおり、WordPressアドレスを変更してダッシュボードにログインできなくなってしまったエラーとその復旧作業についてメモします。
初心者がWordPressの機能を理解せずに設定をいじると予期せぬエラーが突如として発生してしまう事を身に沁みた一日でした(´・ω・`)
目次
WordPressアドレス(URL)を変更したことで発生するエラー
画像の部分ですね。私はWordPressを色々いじくってた際に、WordPressアドレス(URL) とサイトアドレス(URL)の設定に疑問を感じてたんですよね。この二つのアドレスって同じ設定になってたんですよ。
この二つのアドレスって一緒なアドレスでいいのかな?違うアドレスにしてたほうが使い分けれていいのでは?
っと勝手に解釈してWordPressアドレス(URL) を変更してしまったんです。
その結果がダッシュボードにログインできなくなってしまった!
滅茶苦茶焦りました…。突然サイトの形が崩れ、修正しようとダッシュボードにログインしようにもログイン画面が現れない!
ちなみに私の場合、WordPressアドレス、サイトアドレス(URL)が一緒なアドレスでしたが、結論からいうとこれはいじってはいけなかったみたいですね。
レンタルサーバによっては初期設定でこの2つのアドレスが違う場合もあるようですが、初期設定からいじると大体の場合このエラーが発生するようですね。
この2つのアドレスの違いは…
- WordPressアドレス(URL) — WordPressをインストールした場所
- サイトアドレス(URL) — そのWordPressにアクセスするためのアドレス
アドレスが同じだった場合、そのURLにWordPressをインストールしたという意味らしいです。
違う場合でも、違うアドレスにWordPressがインストールされているということのようですね(`・ω・´)←(よくわかってない
この2つのアドレス、どちらの場合でも設定を変えてしまうとそれぞれのエラーが発生します。
まずサイトアドレスのほうを変えてしまうと、今までアクセスできていたサイトにアクセスできなくなります。
ただこちらの場合はダッシュボードから設定を元に戻すことで直ります。こちらの場合はそれほど焦る必要もなさそうですね。
問題なのはWordPressアドレスを変えてしまった場合。
この場合はダッシュボード自体が消えてしまうので設定を直そうにも直せなくなります。私はこっちのほうのエラーにひっかかりました。
エラー前に行ったこと言えばWordPressアドレスを変更しただけだったので、要因はこれだろうとインターネット検索をかけまくって復旧方法を探しました。
WordPressアドレス(URL)を変更してしまった時の対処方法
私は3つの方法を試してみて解決しました。それぞれ記載していきますね。
wp-config.phpに対処コードを記述しダッシュボードを出現させる方法
私はレンタルサーバー「ロリポップ」を使用しているので、それを例にしていきます。
まずはロリポップのサイトから「WEBツール」→「ロリポップ!FTP」へ移動し、WordPressが保存されているフォルダに移動します。
今回は私が使用しているロリポップレンタルサーバーからのアクセスなので、お使いのサーバ環境に合わせてWordPressがインストールされているフォルダに移動してください。
WordPressのフォルダの中に「wp-config.php」があると思いますので、この中に移動します。
ロリポップFTP!はそのままテキストエディタの機能を持っているので、「wp-config.php」のテキスト内に
define(
'RELOCATE'
, true );
の一行を加えます。書き加える箇所は、一番下で大丈夫です。
ロリポップFTPのように、テキストエディタ機能がない場合は、一旦「wp-config.php」をダウンロードしてからテキストエディタで記載をし、再びダウンロードすることで対処できます。
また、サイトアドレス(URL)も同時に変更してしまった場合には、下記のコードを記載します。
define(
'WP_SITEURL'
,
'http://www.example.com'
);
define(
'WP_HOME'
,
'http://www.example.com'
);
exampleの部分は自分のサイトのURLが入ります。
define( ‘WP_SITEURL’ はWordPressのアドレスを
define( ‘WP_HOME’ はサイトのアドレスをそれぞれ記載します。
この方法はサイトアドレスも同時に変更してしまった場合のみ使えば大丈夫です。
WordPressアドレスのみ変更していた場合は
define( 'RELOCATE'
, true );
で大丈夫だと思います。
これらの対処をしてみたら、とりあえずダッシュボードのURLに飛んでみましょう。
ログイン画面が現れて、いつものようにIDとパスワードを入力してみてください。ダッシュボードが復活していれば成功です。
色々なサイトをまわったみた感じでは、この段階でダッシュボードが復活するらしいです。
私もこの方法で修正を試みました。しかし私が見たのはこんな感じのログイン画面でした。
ちょっとわかりにくい画像で申し訳ありませんが、いつもならWordPressのロゴがあるはずなのになくなっていました。
なんだかちょっと殺風景なログイン画面、いつもと違う様子になんだか嫌な予感しかしない…。
とりあえずユーザーIDとパスワードを入力してログインを試みましたが…
ダッシュボード復活せず!(|||゚Д゚)
理由は分かりませんでしたが修復作業失敗!色んなサイトにもこの方法で修復できると書いてあっただけにすごくへこみました…。
でも諦めちゃダメだ!(`・ω・´)
ちなみにログイン画面がおかしかったのはスタイルシートがリンク切れを起こしていることが原因のようです。
リンクを復活させなければなりませんね。
更に色々なサイトを巡ってとある記事を発見!次の手段を試してみました!
functions.php に update_optionコードを記載する対処法
WordPressフォルダ内の、使用しているテーマディレクトリ内のfunctions.phpまで移動します。
先程と同じで、FTPでコードを追記します。追記するコードはこちら
1 2 |
update_option( 'siteurl', 'http:/〇〇〇〇/.com' ) update_option( 'home', 'http:/〇〇〇〇/.com' ) |
打消し線で隠してある部分は自身のサイトURLを入れます。
これを保存して反映させます。そしてもう一度ダッシュボードへのアクセスを試みてみましょう。
この修復方法を試した結果、なんとか修復できました(*´▽`*)
無事ダッシュボードにログインでき、ブログのほうも元のデザインに戻りました。ホントよかった・・・。
functions.phpに入力したコードは修復完了後、必要ないらしいので削除しておきましょう。
今回はWordPress初心者にありがちな(?)、WoredPressアドレスの変更によるエラー対処方法をメモしておきます。
私と同じような状況になってしまった方、この方法で直ることを祈ってます。
まとめ
- WordPressアドレス、サイトアドレスは初期設定から変更してはダメ
- 「wp-config.php」に「define( ‘RELOCATE’, true );」または「define( ‘WP_SITEURL’, ‘自身のサイトURL’ );」、「define( ‘WP_HOME’, ‘自身のサイトURL’ );」を追記して修正する。
- 「functions.php」に「update_option( ‘siteurl’, ‘自身のサイトURL’ );」、「update_option( ‘home’, ‘自身のサイトURL’ );」を追記して修正する。修正し終わったあとはコードを消す。