【PHP】XAMPPでドキュメントルートフォルダを設定・変更する方法
PHPのローカル開発環境を構築する上で、XAMPPにお世話になる方も多いと思います。そしてたまに、やんごとなき事情でドキュメントルートフォルダを初期設定から変更したいと思う方がいるかもしれません。私もそういう状況が一度発生し、ルートフォルダを変更したいと思ったのですが、どうすればいいのか分からない時期がありました。
っというわけで、今回はXAMPPのルートフォルダの変更方法についてメモしておきます。
ルートフォルダの設定を変更する前に
まず確認しておくことがあります。XAMPPは、初期設定の場合「〇〇/xampp/htdocs」と、「htdocs」フォルダがルートフォルダとなっています。この「htdocs」にサイトのトップページファイルを置いて動かす方は、設定を変更する必要がないと言えます。
ルートフォルダの設定が必要な方というのは、この「htdocs」フォルダの中に更に幾つかのフォルダを作成し、そのフルダをルートフォルダとして利用したい方だと思います。
XAMPPのローカル開発環境、ルートフォルダ変更する方法
まずは「conf」フォルダ内にある「httpd.conf」を探します。
Xampp > apache > conf
「httpd.conf」というファイルが見つかったらとりあえずバックアップ用にコピーをとりましょう。
これは他にXamppの設定をいじる時にも言えるのですが、PHPを動かすための環境は設定を一か所変えるだけで動かなくなったりするのは結構あります。その為バックアップをとる習慣をつけるか、最悪でも元の設定に戻せるようメモは取っておきましょう。
さてそれでは、ファイルが見つかったらコードエディターなどで開いてみましょう。
251,252行目にドキュメントルートフォルダの設定箇所があります。ここを自身がお使いの環境に合わせて変更すればルートフォルダが変更されます。
試しに…
私は「bbs」というフォルダをルートフォルダに変更してみました。絶対パスなどを使用してリンクを構成する時にルートフォルダ設定が必要だったのですが、私の場合これで問題なく「bbs」フォルダがルートフォルダになっていますた。
まとめ
- Xamppの設定を変更する前には必ずバックアップをとる。
- 「httpd.conf」ファイルの「DocumentRoot」と「Directory」を環境に合わせて変更することで任意のフォルダをルートフォルダに変更できる
それでは今回はここまでです。お疲れ様でした(・ω・)ノシ