資本コストとは?

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今回は”資本コスト”と呼ばれる用語についてメモしていきたいと思います。会計や株に携わる上で聞くことがあるこの用語、どういう意味か…ご覧いただいている皆様はすぐに答えれるでしょうか?言葉から意味が分かりそうで、地味に意味が言えないこの用語、どういった意味を持つのかメモしていきます。

資本コストとは?

株式投資やFX、ビットコインにしても自分のお金を投資することになります。この投資という行為には、「お金を貸すから返してね?」ということではく、「お金を出す会社が事業に失敗したらそのお金は返って来ません」っというリスクが伴っています。これが融資と投資の違いですね。

それだけでなく、お金を出す株主や投資家は、将来成功するか失敗するか分からない事業に対し投資することで、本来自分の為に使用できるお金を託すことで、本来得られるメリットが得られなかったことになります。

この本来得られたはずのメリットの事を”機会費用”といいます。
株主や投資家は投資を行っていなければ自分のメリットを得ることができますが、そのメリットをふって会社に投資しくれたことになる訳ですから、会社側としてはこの株主が投資してくれたお金、すなわち機会費用を上回るだけのお金を増やさなければいけないことが暗黙の了解となっているわけです。

投資に失敗するというリスクに見合うだけ、会社はその分お金を稼がなければならないという必要が出てくるわけです。それは将来、株主に対しての配当だったり、株価が上がった時のインカムゲインだったりとありますが、その余分にお金を増やさなければならない部分をリスクプレミアムといいます。

さらに、融資などの安全な資産で会社に預けられたお金は、その分の金利を払う必要があります。この金利を”安全利子率”といいますが、会社からしてみれば、この利子分のお金も会社の活動によって増やしていかなければならないということですね。

このリスクプレミアムや安全利子率分のお金を会社は、増やさなければならない責任が課せられるわけです。この余分に増やさなければならない部分こそが”資本コスト”と呼ばれるものです。

資本コストとはすなわち、どこからかお金を調達すれば、その調達した者へ多くのお金を払わなければならないということなのです。株主や債権者が、機会費用を払って出したお金にたいして、精一杯の活動をし、お金を増やさなければなりません。

まとめ

  • 株主や債権者は、会社にお金を投資したり融資したりすることで、本来得られるメリット、機会費用を犠牲にしている
  • 会社はこの集めたお金から、株主や債権者に還元すべきお金を余分に増やす必要があり、その余分に増やす部分を”資本コスト”と呼ぶ

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